2026年10月17日(土)・18日(日)の高知県で、秋の景色と食を楽しむなら。土曜の夕方は津野町の「第15回貝ノ川棚田キャンドルまつり」、日曜の日中は中土佐町の「第21回大野見しんまいフェスタ」が開かれます。日高村には、例年10月18日に宇佐八幡宮で行われる「花採踊り」もありますが、今年の実施詳細は確認が必要です。
段になった田を灯りが縁取る夜と、新米を買い、地元の食べ物を選ぶ昼。どちらも、お米を育てる土地ならではの秋の過ごし方です。会場は離れているため、一日に三つを回るコースではなく、目的に合う行き先として紹介します。
貝ノ川棚田キャンドルまつり|夕暮れから見たい、田んぼの輪郭
貝ノ川の棚田に並ぶのは、約5,000本のキャンドル。大きな照明で景色を照らすのではなく、小さな灯りが棚田の形を浮かび上がらせる催しです。津野町の開催案内でも、棚田を灯すキャンドルとステージショーが紹介されています。
奥四万十高知の2026年案内によると、17日は16時開会、17時にキャンドル点灯。19時から筒井啓文さんのステージ、20時からファイヤーダンス、20時30分に閉会する予定です。灯った後だけを目指すより、夕方から訪ねると、まだ形の見える棚田と夜の灯りを比べて楽しめます。料金は無料、雨天中止です。
前年の様子は、中国四国農政局の2025年11月ニュースレターにも残っています。2025年10月18日に、収穫後の棚田へ約5,000本のキャンドルが灯ったと報告されています。田植え前の水田でも、稲が揺れる夏の田でもなく、収穫を終えた場所で開かれることが、この夜の背景にあります。
同資料は、貝ノ川で棚田オーナー制度やキャンドルまつりを通じて、棚田の魅力を伝えていることも紹介しています。写真に収める景色の向こうに、日々耕している田や集落の暮らしがある。会場では決められた動線を守り、田や民家に立ち入らずに楽しみたい催しです。
当日は16時から会場入口まで車両通行止めとなり、津野町役場本庁舎から会場入口へ送迎車が運行されます。直接棚田の近くへ乗り付けるつもりで出掛けず、町の案内で駐車場と送迎を確認してください。帰りは夜になるので、歩きやすい靴と羽織るものも用意しておくとよさそうです。
大野見しんまいフェスタ|新米を食卓へ連れて帰る日曜
翌18日は、大野見青年の家前駐車場で10時〜15時に開催。中土佐町の2026年公式案内には、大野見米の新米、おにぎり、七面鳥の焼き串、あゆの塩焼きなどが並びます。お昼ごはんを選ぶ楽しさと、新米を買って帰る楽しさが一緒になった祭りです。
まずおにぎりで味わってから、家で炊くお米を選ぶ。七面鳥やあゆに目を向ければ、米だけではない大野見の食にも出会えます。「新米」という季節の言葉を、今日食べるものと、明日からの食卓の両方につなげられるのが、このフェスタの魅力です。
食べ物の販売に加え、大野見米が賞品の「しんまいダーツ」やステージイベントも予定されています。フィナーレには7,000個の「もちばあし」、つまり餅投げ。買い物を中心に短く滞在するか、最後の催しまで楽しむか、過ごす長さを選べます。ダーツの参加条件や賞品の数などは当日の案内で確認してください。
よさこい高知文化祭2026の実行委員会による前年の報告には、2025年10月19日のしんまいフェスタへPRブースを出し、地域文化の投票に来場者が参加したことが記されています。食を買うだけでなく、地域の活動と出会う場でもあったことが分かります。今年のブース構成は公式案内を確認しながら、会場をのぞいてみてください。
会場は中土佐町の大野見地区です。町の海沿いの市街地とは別の場所なので、目的地には「大野見青年の家」を設定するのが出発前の確認点。駐車場、天候による変更、各販売品の価格は公式のチラシなどで確かめておきましょう。
日高村の花採踊り|赤いうちわの踊りは、今年の詳細を確認してから
日高村観光協会の年中行事案内は、宇佐八幡宮の「花採踊り」を10月18日の行事として紹介しています。別名は「うちわ踊り」。大きな赤いうちわをひらめかせる踊りで、村の無形文化財に指定されています。
観光協会によれば、江戸時代に五穀豊穣を祈って始まったとされます。稲の実りを祝う秋に、土地の人が伝えてきた踊りを知る選択肢です。同じ村にある「花採太刀踊り」は別の行事なので、会場名も含めて確認してください。
現時点で確認できたのは年を限定しない案内で、2026年の開催時刻や実施条件は未確認です。この踊りを目当てに訪ねる場合は、日高村観光協会に今年の実施を確かめてから予定を決めてください。
※情報は2026年10月13日(日本時間)確認。花採踊りは今年の詳細確認前の案内です。





