24日(土)の松阪では音頭や総踊り、25日(日)は尾鷲の八鬼山と伊賀の上津で護摩の法要が予定されています。明るい公園で踊りに加わる日と、山や寺で祈りの場を訪ねる日。10月24・25日の三重県は、地域の文化にどんな形で触れたいかから3件の行き先を考えられます。八鬼山の参拝は山歩きの条件も含めて検討してください。
松阪しょんがいまつり:総踊りで、音頭を受け継ぐ輪の中へ
2025年10月18日、同じ鈴の森公園で演奏した響座いなせ組の開催後ブログには、テントの中から太鼓を演奏し、傘を差して近くで聴く観客をうれしく感じたことが綴られています。踊る人と演奏する人、見守る人が一つの公園に集まる様子を、出演者側から伝える記録です。2025年は雨の中での開催でしたが、2026年の告知は雨天中止。今年の判断に従ってください。
24日11〜15時30分、松阪市外五曲町の鈴の森公園で「第10回松阪しょんがいまつり」が開かれます。松阪市観光協会の2026年告知によると、入場無料で、雨天は中止です。主催するのは、市の無形民俗文化財である松阪しょんがい音頭と踊りの保存会です。
オープニングには鈴の森太鼓、西中学校吹奏楽部、地元高校のダンス部などが予定されています。松阪鈴おどりや、しょんがいソーランに加え、総踊りに参加する機会もあります。演奏を見るだけで終えるか、自分も踊る側に入るかを選べることが、この公園の催しを訪ねる楽しみになりそうです。
総踊りの参加者には抽選番号券が渡され、松阪の特産品が当たる抽選会も案内されています。進行や参加方法は当日の案内に従ってください。屋外開催なので、雨が予想される日は保存会や観光協会の最新情報を確認してから向かいましょう。
2024年の第8回については、主催保存会の開催後報告もあります。保存会は、子どもから年配の人まで交流できた喜びと、参加者への感謝を記しています。音頭を介して世代を超えて集まる楽しさが、主催側の言葉で伝わります。
八鬼山荒神堂の護摩供:山岳信仰の場所を訪ねる参拝
25日正午から、尾鷲市の八鬼山荒神堂で護摩供が営まれます。尾鷲観光物産協会の告知は、護摩木を焚き上げ、諸願成就や無病息災を祈る修験道の法要として紹介しています。会場が山の中にあるため、公園や街なかの催しへ立ち寄る感覚とは分けて予定を考えたい行き先です。
同じ協会から、八鬼山越えを歩く特別参拝ツアーも募集されています。歩行距離は約10km、歩行時間は約6時間、最高標高647mで、登山経験と体力のある人向け。8時に三木里海岸の名柄駐車場へ集合し、16時30分解散の予定です。気軽な短時間の見学コースではないことを確かめてから選んでください。
ツアーは先着8人、最少催行4人、8,000円で弁当とお札付き。駐車場は別途1,000円で予約が必要、ツアーは雨天中止です。参加希望は電話などで申し込み、現在の空きと催行状況を確認してください。法要そのものへの参拝と、ツアーの参加料金・条件は区別して案内を確かめましょう。
上津の火祭り:奉納演芸から護摩法要、火渡りへ
25日、伊賀市北山の宝珠院で開かれる「上津の火祭り」。三重県観光連盟の2026年案内では、山伏による柴燈護摩法要と火渡り修行が紹介されています。時刻は12時から奉納演芸、13時から法要、14時20分から火渡りの予定です。法要を見たいのか、火渡りへの参加を考えるのかで、到着する時間も変わります。
一般参加者も護摩木を投じたり、火渡りを体験したりできるとされています。ただし、実施や参加の手順、費用は主催者の案内に従ってください。今年は20周年の特別企画として文化財の法華経の巻物や掛け軸の公開、法要などの生配信も案内されています。
会場は伊賀市北山1424。近鉄伊賀上津駅からの徒歩アクセスと駐車場が紹介されていますが、参加する企画の受付や当日の実施状況は公式窓口へ確認を。尾鷲の護摩供とは別会場・別の法要なので、同じ日に二つを回る前提ではなく、どちらの場を訪ねたいかから考えてください。
松阪は24日11時からの公園の催し、八鬼山は25日の山中参拝、上津は25日午後の寺の行事です。踊りに参加する、歩いて参拝する、法要を見るという関わり方の違いを確かめ、屋外行事の天候判断と必要な申込みを出発前に確認してください。





