2026年10月17日(土)・18日(日)の大分県。18日は大分市の「第25回大友氏遺跡フェスタ」、両日は杵築市の「白鬚田原神社どぶろく祭り」が開かれます。
甲冑や古楽器から歴史に触れるか、地域がつくる御神酒の背景を知るか。参加方法や移動を確認して、目的に合う一か所を選ぶ週末案内です。
大友氏遺跡フェスタ|歴史は読むだけでなく、着る・つくる・聴くものに
大友氏館跡で18日10時〜17時に開催されるフェスタは、南蛮文化や戦国時代を体験から知る催しです。大分市の2026年案内には、甲冑着用、昔あそび、南蛮衣装や陣羽織での記念撮影、庭園ガイドなど、入り方の違う企画が並びます。
ものづくりが好きなら、出土品を手掛かりにした犬形土製品や、くずし字のキーホルダー。音楽が気になるなら、16世紀のヨーロッパの曲を古楽器で聴くコンサートが候補です。庭園を詳しく見たい人には、普段入れない中島から造園家の解説を聞くツアーもあります。知識をたくさん覚えて行くより、最初にやってみたいことを一つ決めると、史跡が身近になりそうです。
2025年10月4日の第24回では、戦国体験ブースに多くの人が立ち寄った様子を、出演した豊後大友宗麟鉄砲隊が報告しています。演武の時間に雨が上がったことや、体験・見学対応で忙しく過ごしたことが綴られ、見せる側の手応えが伝わります。以下は2025年開催時の投稿です。
2025年の大友氏遺跡フェスタに出演した豊後大友宗麟鉄砲隊の記録
今年の火縄銃公開演武は16時30分〜17時で、フィナーレを飾る予定です。午後の音楽を楽しみたいなら、15時30分〜16時10分のマンドリンオーケストラもあります。体験とステージは開始時刻が異なるので、目当てに合わせて滞在時間を選びましょう。
入場無料ですが、豊後絞りの藍染め体験や野点茶会は各500円。定員のあるブースは各回開始15分前から受付です。人気企画へ必ず入れるとは限らないため、最初に受付場所を確かめておくと安心です。雨天決行予定、荒天時は縮小・中止の可能性があり、市が案内する南蛮BVNGO交流館の発信で確認できます。駐車台数は限られているため、市は公共交通の利用を勧めています。
白鬚田原神社どぶろく祭り|一杯の前にある、米洗いと仕込みの仕事
杵築市大田の白鬚田原神社では、五穀豊穣に感謝して、氏子が仕込んだどぶろくを神前へ捧げます。大分県の2026年観光案内は、17・18日、9時〜17時の開催を掲載しています。飲み物の催しである前に、収穫と地域の営みにつながる神事です。
今年の準備を具体的に伝えているのが、別府大学の9月30日の活動報告です。発酵食品学科の学生が9月24日の米洗い、25日の仕込みに参加。川で米を洗い、蒸した米を冷まし、水や麹と合わせて大樽で作業する工程を、氏子の人たちから学んだと記されています。
買ってきた酒を配るのとは違い、地域の人と学生が、祭りに向けて仕込みを重ねている。そのことを知ってから訪れると、一杯の背景にある仕事まで感じ取れそうです。大学は、仕込みから祭りまで関わることで醸造文化を実践的に学ぶ取り組みだと説明しています。今年の祭りは、その学びが参拝者へつながる場でもあります。
会場は杵築市大田沓掛1693。どぶろくを味わう人は、運転しない帰路を先に用意してください。開催時間のすべてで同じようにふるまいがあるとは限らないので、配布方法や終了の案内は現地で確認を。神事と参拝を優先しながら、秋の実りを祝う時間を過ごしたいところです。
※情報は2026年10月13日(日本時間)確認。





