子どもが中心となる吉備中央町の当番祭と、備前市三石の建造物を照らす灯明。2026年10月24日(土)・25日(日)の岡山県では、地域に受け継がれた文化に触れる二つの行き先を紹介します。祭りの進行を見る日と、夕方から灯りを訪ねる夜で、過ごしたい時間を選べます。
吉川八幡宮では、当番様を中心とする祭りの流れを見る
笛や太鼓を演奏する人、獅子を動かす人、祭りを迎える地域の人。2025年の当番祭に参加した吉備高原学園の記録には、演舞への拍手や、地元の子どもに教わりながら獅子舞に挑んだ教員の姿が綴られています。観覧者全体の口コミではなく、祭りに加わった学校からの報告です。主役の当番様だけでなく、神事を支える人々にも目を向けるきっかけになります。
25日(日)の吉川八幡宮当番祭の大祭は、10歳前後の男の子二人が主役を務める神事です。当番様が馬に乗って神社へ向かい、その後の「走りくらべ」で豊作を祈ります。大人が担ぐ神輿を中心に見慣れた人にも、祭りの中心となる役割の違いが伝わる行事です。2026年の開催案内
町の解説によると、当番を決める「当ざし」から、神人となる「垢離とり」、大祭翌日の「はくけあげ」まで、約一カ月の神事が続きます。大祭だけで完結する催しではないと知ってから、行列を見守りたいところです。会場は吉備中央町吉川3932の吉川八幡宮。当日の細かな進行時刻や観覧条件は公開案内で確認できていないため、目当ての場面がある場合は教育委員会などの問い合わせ先へ確認してください。吉備中央町の祭礼解説
三石灯りの街は、灯明と町の歴史を結びつけて歩く
24日(土)17〜20時の「第23回 三石灯りの街」は、約4,300個の手作り灯明を使う催しです。耐火レンガの町として栄えた三石で、四列穴門、三石八幡宮、三石中学校を会場に、普段の建造物や広場を灯りで見直す時間になります。今年は希望をテーマに、龍を題材とした地上絵を描く案内です。主催者の2026年案内
四列穴門では川の中に置かれる灯明、中学校では地上絵と子どもたちの作品、と会場によって注目するものが変わります。18時には中学校でオープニングセレモニーを実施。雨天時は翌25日へ順延の案内があるため、天気が気になる場合は当日の開催判断を確認してから出発を。臨時駐車場は三石運動公園グラウンドです。開催時間・会場・雨天案内
備前市が公開した2025年開催の記録では、地上絵はたんぽぽが題材でした。年ごとに変わる絵と、子どもたちが作る灯籠の両方に、この催しの手仕事が表れています。写真は過年の記録で、今年の龍の配置とは別です。
神事を見たいなら25日の吉備中央町、夕方から灯りを訪ねたいなら24日の三石という選び方ができます。別々の地域の行き先として、時刻と天候による変更を公式案内で確かめてください。






