2026年10月17日(土)・18日(日)の富山県は、小矢部の「慈光院の火渡り法要」、射水の「陶芸祭&匠の里マルシェ2026秋」、氷見の「まるごと氷見サイクリング2026」を取り上げます。寺の年中行事に向き合う、手仕事を見て自分でも作る、海と里山を自転車でたどる。過ごし方が大きく違う三つです。なお、氷見サイクリングは10月5日で申込締切を迎えています。これから予定を立てる方は、参加受付のある催しかどうかも確かめて選んでください。
慈光院の火渡り法要:小矢部の寺に受け継がれる、祈りの一日
小矢部市西町の白馬山慈光院では、10月17日13時30分から火渡り法要が案内されています。無病息災や罪障消滅を祈る行事で、1935年ごろから続いているといいます。高岡観光ナビの2026年案内に、会場と日程が掲載されています。
火渡りは、護摩の火を用いる宗教行事です。観光案内では、真言を唱え、足に水をかけてもらい、合掌して素足で渡る流れが紹介されています。単に火の近くへ行く体験ではなく、寺に伝わる作法と祈りを伴うもの。まずその場の説明を聞き、どういう法要なのかを知るところから参加したい行事です。
2025年10月17日に訪ねた方は、大般若転読会や大元帥明王への参拝、火渡りまでの時間を記録しています。火渡りのあと、帰りにはすがすがしい気持ちになったという短い感想も。2025年の参拝記録。行事をひととおり見て、祈って帰る一日が、書き手にとって印象に残ったことが伝わります。
参列は広く受け付ける旨が案内されていますが、実際に火渡りをするかは無理をせず、当日の寺院の説明に従ってください。服装や参加方法、天候による変更などは慈光院へ確認を。アクセスは石動駅から徒歩約10分と案内されており、鉄道を使う計画も立てられます。
陶芸祭&匠の里マルシェ:一つだけの器を探して、手を動かす時間も
10月17・18日10〜16時、射水市陶房「匠の里」で開かれる二日間です。陶友会の作家による器や陶芸雑貨の展示販売に、県内外の手仕事、ワークショップ、食べ物の店が重なります。会場の2026年公式案内では、成形室、芝生広場、研修棟など、場所ごとに出店者が紹介されています。
ここで見たいのは、毎日使う物の小さな違いです。手作りの器はすべて一点もの。食卓で使いたい皿なのか、飾って眺めたい陶芸雑貨なのか。使う場面を思い浮かべて作品を選ぶと、たくさんの店をただ通り過ぎずに楽しめそうです。
作り手の考えにも個性があります。今年の公式出店者紹介で「工房木鯨」は、木ごとに異なる表情や手になじむ使い心地を大切に、スプーンやバターナイフ、調理ヘラを手作りしていると説明しています。器と一緒に使う木の道具を探すのも、このマルシェならではの見方です。銅や真鍮のスプーン、豆皿などを作るワークショップも案内され、陶芸以外にも手を動かす選択肢があります。
陶房の「電動ろくろお試し体験」は高校生以上が対象で、当日整理券を配布します。午前・午後各部先着30名。受付時間は午前9時50分〜11時、午後12時50分〜14時とされているので、体験を目的にするなら最初に受付を確認しておきましょう。完成品は焼成後、約1か月半後の受け取り。買った器を持ち帰る楽しみとは別に、自分の作品の完成を待つ楽しみもあります。
雨天決行です。飲食や作品購入、体験費用は各店・受付で確認してください。臨時駐車場も設けられますが、主催者はできるだけ乗り合わせを呼びかけています。出店日が一日だけの店もあるので、目当てを見つけたら公式紹介の日付まで確かめるのがおすすめです。
まるごと氷見サイクリング:申込済みの人は、海と里山を走る準備を
10月18日は、氷見市漁業文化交流センターを発着点に、海辺と里山を巡るサイクリングが予定されています。市の2026年9月発表では、約60kmの「まるごとコース」と約30kmの「ファミリーコース」の二つ。受付は7時30分、開会式7時45分です。氷見市の開催資料(6ページ)に詳細が掲載されています。
まるごとコースは8時出発。海沿いを北へ向かうだけでなく、森寺や泉、布尾山古墳、島尾、見晴らしの丘などをたどる計画です。一方、8時30分発のファミリーコースは、九転十起の像や潮風ギャラリー、光禅寺を経由します。距離だけでなく、走る先でどんな氷見に触れたいかにも違いがあります。
市がこの催しで伝えたいのは、富山湾と農村風景が同じ地域にある面白さです。海越しの山並みが見えるかどうかは天候次第ですが、街、海、里山へと景色が移り変わるコースを、体を動かしながらたどる時間が中心になります。参加を申し込んでいる人は、距離と集合時間を改めて確認し、当日の案内に合わせて装備を整えておきましょう。
まるごとコースは中学生以上・3,000円。ファミリーコースは小学3年生以上で、小学生は保護者同伴、単独2,000円・家族3,000円です。いずれも昼食と保険料を含みます。申込締切は10月5日なので、当日飛び入りで走れる催しとは考えず、申込済みの人は主催者の最終連絡を確認してください。今から参加を希望する場合は、追加受付の有無を氷見市商工観光課へ問い合わせる必要があります。




