
玉の内風祭獅子舞
祭り
- 開催期間
- 2026年08月08日(土)
- 開催地
- 東京都 日の出町 / 三嶋神社
- 詳細
- 東京都日の出町大久野地区に伝わる伝統芸能「玉の内風祭獅子舞」は、五穀豊穣、悪病除け、家内安全を祈願して奉納されます。この獅子舞は「玉の内の獅子舞」として平成2年(1990年)に町の無形民俗文化財(民俗芸能)に指定されており、毎年8月に氏神である三嶋神社へ奉納されています。かつては雨乞いにも奉納されていたことから「雨乞獅子」とも呼ばれ、8月のお祭りは雨に降られることが多いという言い伝えもあります。獅子舞の古文書は明治15年(1882年)の大久野焼けで焼失しましたが、幸いにも3組の獅子頭が残り、そのうちの1組には文化7年(1810年)と判断できる墨書が確認されています。装束入箱の蓋裏書には弘化3年(1846年)や文久2年(1862年)の年号があり、この頃には既に舞われていたことが伺えます。現在使われている獅子頭は新調されたものですが、当時のものは保存会によって大切に保管されています。この獅子舞は、お正月に見られるものとは異なり、1人で1頭の獅子を演じます。演者は頭に獅子頭を被り、おなかに太鼓を括り付け、「雌獅子」、「オオダイ」、「キリ」と呼ぶ3頭の獅子で演じられます。獅子の他にも花笠や道化役の天狗などが登場し、一人立三頭獅子舞や風流獅子舞と呼ばれる系統に属し、関東地方を中心に東日本で主に伝承されています。玉の内の獅子舞は、神立、神切、布団張、花掛、七道、太刀掛、竿掛の七庭があり、三嶋神社のお祭りでは舞を演じるための庭場が上庭場、中庭場、下庭場の3箇所設けられています。お祭りの日、獅子宿の会館を出発した獅子舞一行は、万燈を先導に地区内を練り歩き、3つの庭場を巡りながら7つの舞を奉納します。派手さはありませんが、その舞は躍動的で、時に勇壮に、時に滑稽に、見る人を惹きつける魅力があります。
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