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平谷の流したい

祭り
開催期間
2026年07月14日(火)
開催地
静岡県 島田市 / 家山川緑地公園
詳細
「平谷の流したい」は、毎年7月14日の夕刻に、青竹と麦わらを束ねた上に「たいまつ」を立てて大井川へ流す伝統行事です。江戸時代の文政11年(1828年)7月に発生した大洪水で犠牲になった方々の霊を慰めるため、水の神である「津島神社」に流灯を捧げたのが始まりとされています。かつては、台座に数人の若衆が乗り、たいまつの火の粉を浴びながら川を下る勇壮な姿も見られたと言われています。戦時中も中止されることなく続けられてきたこの行事は、川根本町指定無形民俗文化財にも指定されています。行事では、麦わらで土台を作り、青竹で骨格を組みながら直径約3メートルほどの「たい」と呼ばれる台座を製作します。その上に、青竹の先端部分を短冊状に裂いて作った「たいまつ」を立てます。参加者は、炎が燃え盛る「たい」に祈りを捧げ、洪水犠牲者の慰霊と、今年も災いがないようにと願いを込めて大井川へ流します。炎を灯した「たい」が川面を流れていく光景は、地域の歴史と伝統を感じさせるものです。