六月ウマチー(ルクグァッチウマチー)
文化
- 開催期間
- 2026年07月28日(火)
- 開催地
- 沖縄県 西原町 / 西原町
- 詳細
- 沖縄の旧暦6月に行われる「六月ウマチー」は、元々は稲穂や米の収穫を神様に感謝する農耕祭でした。現代では農耕の風習は薄れましたが、「クェーブー(食べる運)」として家計安泰や収入安定を祈願する行事として、今も多くの家庭で親しまれています。門中(一族)や集落単位で綱引きを行う地域も残っており、家族単位で気軽に拝む家庭も増えています。ウマチーは年に四回行われたことから「四大祭」とも呼ばれ、麦と稲の収穫祈願と感謝祭を意味します。現代では集落や門中単位でウマチーを行う様子もたまに見受けられますが、家族単位での拝みが増えています。ウグァン(御願)の目的も、昔ながらの収穫祈願から家計安泰・収入安定の祈願へと変化しました。琉球王朝時代や農耕が盛んだった時代には、麦や稲の穂を供え、穂を摺り醸して作ったミキやウンサクを供えてきました。近年では農耕が廃れたことから、ヤクルトやヨーグルト、市販のミキなど発酵した飲み物を供える家庭が多くなっています。門中では先祖代々のトートーメーが祀られているムートゥーヤー(宗家)に集まり、祖神を祀るカミウタナー(神御棚)やお仏壇にお供え物をして拝みます。お供え物の一例としては、カラミハナ(花米)、果物の盛り合わせ、お菓子の盛り合わせなどがあります。門中で行うウマチーは、稲穂の感謝祭の意味合いよりも、門中の繁栄・子宝・安泰を祈願する意味合いが強いです。地方エリアでは「ウマチージナ(綱)」、「カシチージナ(綱)」と呼ばれる綱引き大会が行われてきました。集落単位でウマチーを行う時は、主に集落のウガンジュ(拝所)へお供え物をして拝みます。最近増えているのが、家族単位でのウマチーです。家族が住む集落のウガンジュ(拝所)を訪れ、集落単位と同じお供え物をして拝みます。専門職(ユタやノロ)でなくても、丁寧に気持ちを伝えれば問題ありません。ウマチーのお供えに使うカラミハナ(花米)は、近年では小分けにしてご近所や親族へ配る家も増えています。お米に宿る呪力を分け合う、沖縄らしい温かい風習です。旧暦行事の前日までに準備しておくと安心です。
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